お盆帰省の夏スタイル〜暑さに負けないアフリカンファッションの知恵〜

お盆の季節、実家への帰省を控えているみなさん、今年の暑さは本当に厳しいですね。伊勢崎市で41.8℃となり国内最高気温。連日の猛暑日で、何を着たら涼しく過ごせるのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。私もついつい速乾ポリエステルのTシャツ一枚で外に出て、速乾という言葉に騙されて汗だく王子になることがよくあります。意外にべたつきますよね。。。

そんな皆様に、世界で最も暑い地域の一つ、アフリカの人々が長年培ってきた「暑さと上手に付き合うファッション」をお伝えします。アフリカには乾燥帯が多くありますので、そのような暑い地帯で生まれ育った衣服の知恵は、きっと日本の夏にも活かせるはずです。

アフリカの暑さ対策、その秘密は素材選びにあり

アフリカファッションの特徴といえば、まず思い浮かぶのが鮮やかな色彩とゆったりとしたシルエット。でも実は、見た目の美しさだけでなく、機能性にも優れているのが本当の魅力です。

天然素材へのこだわり

アフリカの伝統的な衣服は、綿や麻などの天然繊維が中心。特にコットンは通気性が良く、汗を素早く吸収・発散してくれます。冒頭お伝えしたポリエステルなどの化学繊維が暑いと感じるのは、汗を吸わず肌に張り付いてしまうから。天然素材なら、暑い日でもサラッと快適に過ごせます。オーガニックコットンもおすすめ。

ゆったりシルエットで風を味方に

アフリカの民族衣装を見ると、どれもゆったりとしたデザインが特徴的。これは単なるファッションではなく、暑さ対策の知恵なのです。体と衣服の間に空間を作ることで、風の通り道ができ、自然のエアコン効果が生まれます。

 

帰省スタイルに取り入れたいアフリカンエッセンス

1. カラフルなアクセサリーで気分をアップ

アフリカ雑貨の魅力といえば、その豊かな色彩。暑さで気分が下がりがちな夏だからこそ、カラフルなビーズアクセサリーや民族柄のスカーフで、コーディネートにエネルギーをプラスしてみて。

特にサステナブルアクセサリーやアップサイクルアクセサリーなら、環境にも配慮できて一石二鳥。アップサイクルピアスやアップサイクルビーズを使ったアイテムは、他の人とかぶらない個性的なスタイルも楽しめます。

2. かごバッグで涼しげな印象を演出

サイザル麻で編まれたかごバッグは、見た目にも涼しく、実用性も抜群。帰省の荷物もたっぷり入るし、ナチュラルな素材感が夏のコーディネートを格上げしてくれます。フェアトレードバッグなら、生産者の方々への支援にもつながり、心地よいお買い物ができますね。

3. 軽やかなワンピースやブラウス

アフリカンファッションの定番、コットンのワンピースやブラウスは夏の救世主。一枚でサマになるデザインが多く、朝の忙しい時間でもサッと着られて便利です。

アフリカの知恵で、涼しく美しい夏を

お盆の帰省では、久しぶりに会う家族や親戚に「素敵になったね」と言ってもらえるような、自分らしいスタイルで臨みたいもの。アフリカファッションの知恵を取り入れれば、暑さに負けない快適さと、個性的な美しさの両方を手に入れることができます。

今年の夏は、遠く離れたアフリカの大地で育まれた伝統の知恵と、現代のエシカルな価値観を融合させた、新しいスタイルにチャレンジしてみましょう。きっと、暑い夏も楽しく過ごせるはずです。

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