【一日一生】6月第3週・ルールについて語る

先週梅雨入りの報道があったものの、晴天が続く毎日でとても良い天気でした。

なんば広場は、日中の強い日差しで暑い時間帯には人もまばらですが、涼しくなる夕暮れ時には海外からの観光客を中心に賑わっています。靴を脱いで縁石に胡座をかく方を見ると、海外の方らしい寛ぎ方だなと感じます。

なんば広場北側

なんば広場には大きな広場にテーブルと椅子が配置され、ユーザーフレンドリーでヨーロッパ風の使い方ができます。昭和7年に建築された南海なんば駅・高島屋の風格ある佇まいと相まって、歩いているだけ、立ち止まっているだけでとても心地よい空間です。

このような広場では、利用者がルールを無視してゴミを捨てたり、自転車が侵入したりすることがよくありますが、ほとんどの方が綺麗に利用されていることに驚きを隠せません。聞くところによると、プラカードを持った商店街の方が見回りと啓発活動を行っている成果が出ているようです。

ルールを守ることの難しさ

ルールを守ることは、厳格には難しいものです。例えば、車の通らない信号を無視して渡る、小さなゴミのポイ捨て、トイレに飲み終わったペットボトルを置いていく、エスカレーターを歩く(片側に寄る)など、ついついルールを破ってしまう人もいるのではないでしょうか。「これくらいなら良いだろう」という気持ちも分かります。しかし、それを見て不快に感じる人がいるのも事実でしょう。

心の余裕がルールを守る鍵

ルールを守るには心に余裕が必要です。

ルールを破って不当な労働をさせた商品を販売し、それを分かっていて購入する。余裕がないから自分のことしか考えられない。

では、どのように余裕を作るのでしょうか。

一日10分、スマホやあらゆる行動から離れ、自分の心や感情を見つめる時間を作ることが余裕を生み出すのではないかと私は考えます。

自分の気持ちに気づくことによって、俯瞰して物事を見ることができ、行動に余裕が生まれます。

「一日を大切にしたいけど忙しい」あなただからこそ、ぜひ試してみてください。

代表 辻 薫

ブログに戻る